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​記事

新人学生さんへ鉱物資源の探索方法を伝授?

  • rikutakakensekkei
  • 2024年11月20日
  • 読了時間: 1分


10月27日(日)、秋田大学海外工業研究会の部活として金鉱山の重要性や古来の深鉱技術について学ぶという事でここ玉山金山へ入山されました。

この中に初参加の新人の学生さんがおりますが分かりますか。何となく分かりますよね。

ところで、研究会からのレポートによると「玉山神社から西方向には白雲母を多く含んだ花崗岩中に石英脈が多く走る露頭が複数みられる。これらの石英脈の間には黄鉄鉱や武石が存在し、この鉱物の中に細かい金が見られる。」という。

「武石とは黄鉄鉱がもともとの形を保ったまま鉄酸化物(針鉄鉱)に変化したものを指す。高品位鉱石には数cmに達する大きな武石が伴う。また、石英脈の空隙に密接し粗粒の自然金を形成することもある。」

弊法人のホームページのトップ画面でご紹介している自然金はまさしく「粗粒の自然金」。何万年もの風雪の中、露頭の風化とともに剥がれ落ちたものだろうか。

玉山神社は、貧困を救い財物を与える天女である弁財天によって勧請されたという。

今でも弁財天の霊が宿る玉山金山でもあるのかもしれない。




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