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玉山金山について

スペース超新星
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138億年前、ビッグバンと共に誕生した宇宙。
それでは金(Au)はどこからきたのでしょうか。

超新星爆発と言われる星の壮絶な最期の一瞬から放たれる中性子星。
その質量は他の元素よりはるかに重く、その星の合体により
重元素である金やプラチナはつくられると言われています。

金の比重は19.32で金属の中でも
かなり比重が大きいことで知られています。
元素記号79はその意味をなし、

金はとてつもなく貴重な金属なのです。

ここ玉山金山は、4億5千年前の地殻変動と共に氷上花崗岩の縁にそってできたと言われています。
「竹駒神社の由緒」によりますと、734年(天平6年)玉山金山で砂金が発見とあります。

日本最初に陸奥国の涌谷から黄金900両が献上されたとされる749年の48年前の701年(大宝元年)に
朝廷では金山に詳しい鉱山師を陸奥国に派遣して黄金探しをしていることが、
日本の正史「続日本紀」に記されています。

「時空を超えた一塊の輝き」は、その金の輝きが

奈良時代、聖武天皇が発願し飢饉や疫病で苦しむ人々に希望の光を当てたと言われています。

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また、平泉・中尊寺「金色堂」は前九年の役・

後三年の役と争いが続いたみちのくに平和と浄土を

求め建立されたとも言われています。

ここで採れた砂金が
奈良の大仏や平泉の金色堂を支えていたのです。

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